たからもの

「たからもの」見たー。
阪神大震災から10年、復興記念ドラマだったっけ。
正式なのちゃんと覚えてないけど(爆)そんな感じで。


ってね、阪神大震災は一応自分も被災者なので、
なんかさ、あの時の事を思い出してみたり。
つっても、自分の住んでる所は神戸程被害が大きかった訳じゃないですけどね。



さて、ドラマの方ですけど、
やっぱり一番印象に残った場面は、ビデオの場面ですかね。
お父さんが残してくれた千ちゃんの試合のビデオ。
そのビデオに映し出されたお父さんとの再会。


震災でお父さんを亡くしてしまい、感情を表に出す事が出来なくなってしまった千ちゃん。
その千ちゃんを元の明るい千ちゃんに戻してくれたのがお父さん。
なんつうかね、親子愛を感じましたね。
それだけ千ちゃんにとってお父さんは大きな存在であった訳で、
自分も千ちゃんにとってそんな存在になりたいな。えへへ。



あとね、「がんばれ」って所。
ここはね、見てる時はそこまで考えられなかったけど、
見終わってから場面を思い出してたらさ、思った。
自分の私生活の事になるんだけど、
こう見えても自分は会社ではみんなに「がんばれ」と言わなければならない立場でもあるんです。
でさ、いつも自分が言ってる「がんばれ」って、
千ちゃんの言う通り、どこか無責任な所もあったかもしれない。
確かにみんながんばってるのはよく分かってるつもり。
そのがんばってるみんなに対して自分は「がんばれ」と言う。
果たして自分は今まで言ってきた「がんばれ」に対して
どれ程の感情を込めていたんだろう?


そんな事も考えさせられるドラマだったなあ。
「たからもの」を見て少し成長出来たような気がする。
まだまだ僕は子供でちゅから(爆)。


やっぱね、なっちにしても千ちゃんにしてもさ、
すっごく笑顔が良く似合う。
最後のシーンでは千ちゃんは髪を降ろしてましたよね。
ストレートヘアーで。
ちょっとやばいっす。
いや、めちゃくちゃやばいっす。
何がやばいかって?
そんなの見りゃ分かるよ。



でさ、このドラマのタイトルの“たからもの”ですけど、
千ちゃんにとって本当のたからものって、お父さんだったのかなと。
心の中のたからものと言った方が妥当かな。
勿論、腕時計や、ビデオなんかもそうだと思うけど、
“物”としてのたからものだと、ドラマ内でもそうだったけど、
どこかになくしてしまったり、壊れてしまったりもしますよね。
でもさ、心の中のたからものだと永遠にその人の中で生き続ける訳で。
とかそんな事を思ったりもしました。
僕も千ちゃんのたからものになりたいよー。
永遠に一緒にいれるたからものにね。うふふ。